アルソックとセコムの高齢者見守りサービスを比較しました。
警備会社大手2社の内、どちらの見守りプランが優れているのか?徹底的に比較したので、ぜひ最後までご覧ください。
始めに結論を述べると以下の通りです。
それでは順番に詳しく見ていきましょう。
【比較表】アルソックとセコムの高齢者見守りサービスの全体像
まず、アルソックとセコムの高齢者見守りサービスの違いを述べる前に、両社の「見守りプラン」の全体像を把握する必要があります。
以下の通り、見守りプランは用途・機能別に分けると大きく5つ存在することがわかります。
用途・機能 | ALSOK | SECOM | 比較記事リンク |
---|---|---|---|
①自宅を中心とした総合的な見守り | みまもりサポート | 親の見守りプラン | 当記事で比較 |
②外出時に特化した見守り | まもるっく | ・セコムみまもりホン2 ・ココセコム | – |
③自宅内部をカメラで見守り | みまもりカメラ(アルボeye) | – | – |
④写真アプリなどによる見守り | – | まごチャンネルwithSECOM | – |
⑤空間センサーなどによる見守り | みまもりパック | 親の見守りプランへ | — |
それぞれについて、まずは順番に簡単に解説していきます。
①自宅を中心とした総合的な見守り
一般的に「見守りプラン」といえば、①の自宅を中心とした総合的な見守りのことを指します。
高齢者の見守りに特化したサービスであり、ALSOK・セコム共に専用プランが用意されています。当記事では、この①のプランに関して詳細に比較していきます。
②外出時に特化した見守り
GPS付きのスマホ形状の端末を持たせます。外出時の万が一の時は、簡単な操作(ストラップを引っ張るなど)で警備会社に緊急通報ができます。
③自宅内部をカメラで見守り
ALSOKだけのプランです。家の内部にカメラを設置し、外出先からでもカメラ映像を確認できます。高齢者の見守りだけではなく、子供の見守りや防犯目的にも活用されています。
④写真アプリなどによる見守り
セコムだけのサービスです。見守る家族が専用端末上に孫の写真などをアップロードします。見守られる高齢者が写真を閲覧すると通知が届き安否の確認ができるサービスです。
⑤空間センサーなどによる見守り
トイレなどの日常動線上に空間センサーを設置し、動きがあるか把握できるサービスです。一定時間センサーに反応がない場合、見守る家族に通知が届きます。
見守りサービスに関するアルソックとセコムの基本的な違い
アルソックにもセコムにも「高齢者を対象とした見守りプラン」が存在します。
両社は、ホームセキュリティ提供会社の2台巨頭であり、高齢者の見守りサービスでもライバル関係にあると言えるでしょう。
はじめに、とても重要なこと。
両社ともに万が一の緊急時の対応に明確な違いはありません。「緊急通報(SOS)」&「現地駆けつけ」があるので、両社とも見守りサービスとしては十分な機能があると判断できます。どちらを選んでも、緊急時の対応は信頼することができると言えます。
上記内容を踏まえ、「①自宅を中心とした総合的な見守り」に関して、両社のプランで異なる部分はどこか?結局、どちらがオススメなのか?まずは簡単に解説します。
両社の違い
項目 | アルソック | セコム |
---|---|---|
基本機能 | 少ない | 多い |
付けられるオプション | 多い | 少ない |
ベース料金 | 安い | 高い |
アルソックは、最小限の機能に対し、必要な機能だけを有料オプションで付ける形です。
一方セコムは、ベースの機能がそもそも多機能で、見守りパックのようなイメージです。別途付けられるオプションは少なめです。
どちらがおすすめか?
求めている機能やニーズによって、どちらがオススメかは異なります。
かなり雑に述べると
- アルソックがおすすめの人:シンプル重視の人、コスパ重視の人、価格重視の人
- セコムがおすすめの人:あれもこれも様々な機能が欲しい人、価格面はそこまで重視しない人
なお、記事後半では、もうすこし掘り下げて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
見守りサービスの内容を比較
以下の表では、○:標準付帯、△:有料オプション、×:サービス無しを意味します。
サービス内容 | アルソック | セコム |
---|---|---|
緊急通報 | ○ | ○ |
駆け付け | ○ | ○ |
24h対応の健康相談 | ○ | ○ |
ペンダント型非常通報ボタン | △ペンダント型非常押しボタン | ○ |
センサーによる安否見守り | △ライフリズム監視サービス | ○ |
火災探知 | △火災監視 | ○ |
熱中症対策 | ○ | △いつでもみまもりアプリ |
防犯センサー | × | ○ |
GPS位置情報取得 (徘徊対策) | △みまもり情報提供サービス | × |
能動的安否確認 | △みまもり情報提供サービス | × |
救急情報登録 | ○ | × |
緊急速報の読み上げ | ○ | × |
はじめに述べたように、アルソックはベース機能が控え目で、有料オプションが多いです。
一方、セコムはペンダント型の非常通報ボタンなども標準付帯され、オプション無しで内容が充実しています。なお、価格面ではALSOKの方がリーズナブルです。(※後述します)
両社共通のサービス(オプションかどうかは不問)
緊急通報
アルソック | セコム |
---|---|
標準付帯 見守り用専用コントローラー | 標準付帯 防犯との共用コントローラー |
アルソック・セコム共に標準で搭載されている機能です。急な体調不良等の時は、ホームコントローラーの「緊急(非常)ボタン」を押すことで警備会社に緊急連絡が可能です。
アルソックは、見守り用に専用設計されたシンプルなコントローラーです。セコムは、ホームセキュリティとの共用コントローラーです。みやすさ、使いやすさの観点ではアルソックが優れているでしょう。
また、緊急時にはホームコントローラーまでたどり着けないケースも想定されます。
そんなときは、後述する「首からぶら下げるペンダント型の非常通報ボタン」でも同様に緊急通報可能です。
駆けつけ
アルソック | セコム |
---|---|
標準付帯 | 標準付帯 |
緊急通報後の「駆け付け」は最も重要なサービスで、両社ともに標準付帯するサービスです。両社ともにサービスに明確な違いはありません。
緊急通報した段階で、警備員の現地駆けつけ指令と、必要に応じ119番通報が行われます。原則、25分以内の駆けつけができるよう全国に警備員の待機所が配置されています。
警備員の待機所の数は以下の通りです。
- アルソック:全国に約2400か所
- セコム:全国に約2600か所
セコムの方が1割ほど待機所拠点数が多いことがわかります。確率的には、拠点数が多い方が駆けつけ時間が短くなると考えられます。
しかし、実際の駆けつけ時間は「自宅と警備員待機所の距離」「道路の交通状況」などによって左右されます。両社比較検討し、営業員から警備員待機所の場所を聞き出したうえで、総合的な判断をすることが大切です。
なお、緊急時の駆けつけは月額利用料金に含まれるため、その都度費用が掛かることはありません。
ただし、家族からの要請による駆けつけの場合、その都度費用が発生するので注意が必要です。
「駆け付け」は見守りサービスのキモとなる部分です。安易に判断せず、必ず両社ともに資料請求し、サービス内容を確認することが大切です!
24h対応の健康相談
アルソック | セコム |
---|---|
標準付帯 ホームコントローラーの相談ボタンから | 標準付帯 電話で相談 |
どちらも24h対応、無料で看護師に健康相談が可能です。
アルソックの場合は、ホームコントローラーの相談ボタンを押すことで看護師に繋がります。ボタン1つで繋がる手軽さがメリットです。セコムは電話での相談となります。
ペンダント型非常通報ボタン
アルソック | セコム |
---|---|
有料オプション:ペンダント型非常押しボタン(+月額198円) ボタンを押して緊急通報 | 標準付帯 握って緊急通報 |
体調不良などの緊急時に警備会社に通報できるペンダントタイプの無線式非常通報装置です。首からぶら下げて持ち運ぶことができます。
アルソックでは有料オプション、セコムでは標準付帯します。
急な体調不良などの緊急事態は、いつ発生するかわかりません。常に非常通報できる端末を持ち運ぶことが大切です。ですから、アルソックと契約する場合は必ずつけた方が良いオプションといえます。
アルソックは通常のボタンを押すタイプ、セコムは強く握ることで通報できるタイプを採用しています。
センサーによる安否見守り
アルソック | セコム |
---|---|
有料オプション:ライフリズム監視サービス(+月額594円) | 標準付帯 |
生活動線上にセンサーを設置し、一定時間動きがない場合、警備会社に異常信号が送信され確認が行われます。
アルソックはトイレのドアの開閉センサーを採用し、セコムは空間センサーを採用しています。
火災探知
アルソック | セコム |
---|---|
有料オプション(+月額341円) | 標準付帯 |
キッチンや天井に設置した専用機器で火災を検知します。火災や煙を探知すると、駆けつけが実行されます。アルソック・セコムともに専用機器を取り付け、大きな違いはありません。
熱中症対策
アルソック | セコム |
---|---|
標準付帯 | 有料オプション:温湿度モニター機能(+月額500円) |
温度・湿度センサーによる熱中症のリスクを警告してくれます。アルソックは標準付帯ですが、セコムの場合は「温湿度モニター機能」という有料オプションに加入することで、「温湿度センサー」を設置したお部屋の温度や湿度の推移を確認することができます。また、熱中症の危険がある場合に プッシュ通知でお知らせを受け取ることもできます。
ここまでが、アルソック&セコムともに存在する共通のサービスでした。
ここからは「アルソックにしかないサービス」または「セコムにしかないサービス」を紹介します。
アルソックとセコムで異なるサービス(片方には存在しないサービス)
防犯センサー
アルソック | セコム |
---|---|
サービス無し | 標準付帯 |
「高齢者見守りプラン」に、空き巣対策の防犯センサーを付けられるのはセコムだけです。
扉と窓にセンサーを設置し、異常な開閉を検知した場合は、直ちにセコムに異常信号が送信されます。ただし、扉・窓の防犯センサーの設置数は1つだけです。
全ての窓や扉を網羅的に警備できるわけではなく、あくまで簡易的な空き巣対策と考えるのが良いでしょう。
アルソックの高齢者の見守りプラン(みまもりサポート)では、オプションでも付けることができません。アルソックに防犯機能を付けるには、別途ホームセキュリティプランを契約する必要があり、費用も膨れ上がってしまいます。
【ポイント】:簡易的な空き巣対策が必要ならセコムを選ぶ
GPS位置情報取得(徘徊対策)
アルソック | セコム |
---|---|
有料オプション:みまもり情報提供サービス(+月額+1177円) | サービス無し |
見守られる高齢者に「GPSタグ」をもってもらい、位置情報を確認できるサービスです。
アルソックでは「みまもり情報提供サービス」という複数の見守り機能が付いたオプションがあり、その内の1つ機能がGPS位置情報取得です。
セコムには同様のサービスはありません。GPS位置情報が必要な場合、全く別サービスを契約する必要があります。以下2つがセコムの外出時のGPS見守りサービスです。
- セコムみまもりホン2:月額2750円
- ココセコム:月額1320円
費用もかさんでしまうので、GPS情報が必要ならセコムはおすすめしません。
【ポイント】:外出時の位置情報(GPS)が必要なら、アルソックを選ぶ
能動的安否確認
アルソック | セコム |
---|---|
有料オプション:みまもり情報提供サービス(+月額+1177円) | サービス無し |
見守られる高齢者に、安否確認ボタンを定期的に押してもらう「能動的な」安否確認サービスです。
例えば、食事の後や薬を飲む前など、日常の行動時にあわせてボタンを押すことで安否確認を行います。コントローラーから音声が発せられ、ボタンを押す時間を知らせてくれるので、押し忘れの心配もありません。
アルソックではオプションサービスで「みまもり情報提供サービス」に含まれています。
セコムには同様にサービスはなく、能動的安否確認には全く別サービスである「セコムみまもりホン2(月額2750円)」を契約する必要があり、別契約となるため費用が膨れてしまいます。
【ポイント】:毎日の能動的安否確認が必要ならアルソックを選ぶ
救急情報登録
アルソック | セコム |
---|---|
標準付帯 | サービス無し |
アルソックに標準付帯するサービスです。
あらかじめ高齢者自身の救急情報を登録しておくことで、万が一の緊急搬送時の救急隊員への引き継ぎに役立ちます。
セコムでは同様の機能は別サービス「セコムみまもりホン2(月額2750円)」と契約する必要があります。
緊急速報の読み上げ
アルソック | セコム |
---|---|
標準付帯 | サービス無し |
アルソックに標準搭載されている機能です。自治体の緊急速報メールをホームコントローラーが受信した場合、以下の対応がなされます。
- 見守られる高齢者には、音声で読み上げて知らせる
- 見守る家族には、プッシュ通知
高齢者は、必要な情報を取得できない場合もあります。万が一のケースで逃げ遅れたりしないよう、このような機能を活用することも大事です。
【比較まとめ】アルソックvsセコム
長くなりましたが、まずはサービス内容の両社の比較をしてみました。
総じていうと、以下の通りです。
アルソックは、カスタマイズ性に富んでいてオプションが豊富です。最小限のベース機能に、ご自身が必要な機能をオプションで付ける形になっています。
セコムは、防犯センサーが標準付帯するのがメリットと言えます。ただしアルソックにあってセコムに無いオプションも複数あるので慎重な検討が必要でしょう。
緊急時の対応比較→両社明確な違いは無い
緊急時の対応に違いはない
どちらも緊急時の対応に大きな違いはありません。急な体調変化などで緊急通報がなされると、すぐに警備会社が駆けつけてくれます。
また、警備会社のオペレーターが救急車の手配等が必要と判断した場合、同時に119番通報もしてくれます。
なお、アルソックでは、あらかじめ救急情報の登録(持病やかかりつけ医など)ができるので、救急隊への引継ぎはスムーズにいく可能性があります。
駆けつけ時の料金に関して、アルソックもセコムも原則としては以下の通りです。
- 高齢者自身が通報した場合:無料
- 家族からの要請で出動した場合:有料
見守る家族側からかけつけ要請があった場合は、基本的に有料となります。ただし、契約プランやオプション内容次第では上記の限りではないので、資料請求し詳細を把握するようにしましょう。
駆け付けの早さ
原則、緊急通報から25分以内に駆けつけることが警備会社には義務付けられています。
基地局において盗難等の事故の発生に関する情報(以下「異常発信」という。)を受信した場合に、その受信の時から25分以内に当該現場に警備員が到着することができるように行わなければならない。
警備業施行細則(第5条を参照ください)
アルソック&セコム共に25分以内に駆けつけられるよう待機所が配置されています。
すでに述べたように駆けつける際の所要時間は「住所」によって異なります。かけつけまでの所要時間の詳細は、見積時に伝えられるケースが大半です。
両社の駆けつけ時間を単純比較はできないため、訪問見積もり時に目安時間を尋ねてみましょう。
見守りサービスの料金比較
最安プラン同士で料金比較
料金形態は、以下3種類存在します。
- レンタルプラン
- 買い取りプラン
- 初期費用ゼロプラン
オプションを一切付けず、最安プラン同士での料金比較を行います。
なお、多くの方が選択するのが「レンタルプラン」なので、このプランをメインとした料金比較を紹介していきます。
【レンタルプランの場合】
料金 | アルソック | セコム |
---|---|---|
月額料金 | 2838円 | 5060円 |
初期費用 | 13365円 | 68400円 (内、2万円は契約満了時返却) |
【買い取りプランの場合】
料金 | アルソック | セコム |
---|---|---|
月額料金 | 1870円 | 3410円 |
初期費用 | 70565円 | 219890円 |
【初期費用ゼロプランの場合】
料金 | アルソック | セコム |
---|---|---|
月額料金 | 3069円 | なし |
初期費用 | 0円 | なし |
月額料金・初期費用ともにセコムの方が高額です。
アルソックは見守りに特化しているため、機器構成がシンプルで結果的に料金がリーズナブルになっています。セコムは窓や扉の防犯がセットになっているため、初期費用・月額費用ともに高めです。
【ポイント】:価格の安さ・コスパで選ぶなら、アルソックです。
サービス条件を合わせて価格を比較(セコムに条件を合わせる)
とはいえ、セコムはベースの機能がそもそも多機能なため、価格が高いとも考えられます。
よって、
アルソックにオプションを付けて、可能な限りセコムと同じようなサービスに仕上げた場合、料金はいくらになるのか?
この観点で比較したいと思います。
以下の比較表の赤字部分のオプションを付与することで、アルソックとセコムを類似サービス条件下で比較できます。
サービス内容 | アルソック | セコム |
---|---|---|
緊急通報 | ○ | ○ |
駆け付け | ○ | ○ |
24h対応の健康相談 | ○ | ○ |
ペンダント型非常通報ボタン | △→○ ペンダント型非常押しボタン | ○ |
センサーによる安否見守り | △→○ ライフリズム監視サービス | ○ |
火災探知 | △→○ 火災監視 | ○ |
熱中症対策 | ○ | △いつでもみまもりアプリ |
防犯センサー | × | ○ |
GPS位置情報取得 (徘徊対策) | △みまもり情報提供サービス | × |
能動的安否確認 | △みまもり情報提供サービス | × |
救急情報登録 | ○ | × |
緊急速報の読み上げ | ○ | × |
アルソックとセコムの条件を揃えるために、アルソックに付帯すべきオプションは以下の通りです。
アルソックのオプション | 金額 |
---|---|
ペンダント型非常通報ボタン | +198円 |
センサーによる安否見守り (ライフリズム監視サービス) | +594円 |
火災探知 | +341円 |
合計 | +1,133円 |
よって、レンタルプランの場合で両社の価格比較をすると・・・
料金 | アルソック | セコム |
---|---|---|
月額料金 | 3,971円(2838円+1,133円) | 5,060円 |
初期費用 | 13,365円 | 68,400円 (内、2万円は契約満了時返却) |
それでもやはりアルソックの方が月額料金が安いです。
ただし、セコムの月額料金には扉・窓の防犯センサーによる空き巣対策が含まれています。センサー設置数は1つであるため、あくまで簡易的な空き巣対策にはなりますが、検討材料の1つにしましょう。
サービス導入間には、必ず両社とも資料請求をして詳細を把握するようにしましょう。実際の口コミや、ここでは伝えきれない内容も確認できるので「両社の比較は必須」と言えます。
アルソックとセコムのサービス導入実績を比較
アルソックとセコムを実績で比較すると、どちらが優位でしょうか?
ホームセキュリティ事業に焦点を当てるとセコムの方が導入実績が多いです。
- セコム:約254万件(※2023年9月30日時点)
- アルソック:約178万件(※2022年5月末時点)
一方、高齢者向け見守り事業ではALSOKが自治体導入数No.1となっています。公共機関に多く採用されているのはアルソックでしょう。
とはいえ、両社は警備会社の二大巨頭です。どちらも実績十分で信頼性もあるので、単純にサービスの内容と価格で選ぶのが正しい選択です。
両社の「見守りプラン」の口コミを比較
アルソックみまもりサポートの口コミ
セコム親の見守りプランの口コミ
母親が一人になってどうしようか心配になりましたが、セコムを設置した事により、とりあえず泥棒や救急に関しては安心できるようになりました。離れて暮らしている場合、この安心感は大きいですね。
実家の両親の事が心配でSECOMを実家につけました。普段私は妻と離れて暮らしているのですが、私の両親は老夫婦なのでもしも何かあったらと思うと心配で仕方ありませんでした。母も高血圧なのでいつ倒れるか分かりません。動けないと自分で救急車も呼べなくなるので心配でした。二人にはペンダントタイプの救急通告ボタンを携帯してもらっています。私も定期的に電話を掛けたりして両親の事を気にかけていますが、それでも常に見ていられるわけではないのでとても助かっています。
出典:https://minhyo.jp/secom?page=3
アルソックがおすすめの人・セコムがおすすめの人
アルソックがオススメの人とセコムがオススメの人を以下にまとめてみました。
基本的には、両社ともに資料請求→見積もりを取ってから決定するべきです。資料請求前の参考になさってください。
- 余計な機能は欲しくないシンプル重視
- 自分に必要な機能だけを追加したい
- 防犯機能は不要
- 価格重視
参考:【4種類】アルソックの高齢者見守りサービスの料金や評判を解説!
- 多機能な見守りプランのパックが欲しい
- 簡単な防犯機能も欲しい
- セコムのホームセキュリティも導入する可能性がある
- 価格はそこまで重視しない
参考:セコムの高齢者見守り解説|ペンダント・カメラ・センサーの各料金は?
高齢者見守りサービスのよくある質問【Q&A】
アルソックvsセコムの見守りプラン比較について、よくある質問をQ&A形式でまとめてみました。
- 駆け付けの早さは?
-
どちらも原則25分以内です。自宅と警備員待機所の距離次第です。警備員待機所の場所や、駆けつけ時間の目安など、詳細は見積時に教えてくれます。
- オプションは付けるべき?
-
セコムの場合、パックになっているので不要です。アルソックは、「ペンダント型非常押しボタン(+198円)」または「ライフリズム監視サービス(+594円)」またはその両方を付けるのがオススメです。
- 防犯センサーは必要?
-
求めるニーズ次第です。ホームセキュリティのような完璧な防犯を期待してはいけません。見守りサービスに付帯する防犯センサーは、あくまで簡易的なものですから。
- いろいろ説明してくれたけど、それでも選べないんだけど?
-
私ならアルソックを選びます。理由は、見守り特化のシンプルプランで、必要な有料オプションだけを付けることができるから。
ここまで紹介してきた内容・料金は、あくまで 標準的な家を想定した一例に過ぎません。
特に「料金」は、家の広さや間取り・付帯設備によって変動します。
両社とも資料請求し、比較することが大切です。
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