高齢者向け見守りセンサーの種類→wifiなしでも使えるオススメも紹介

※本ページにはプロモーションが含まれています。

高齢者の見守りにはいくつか種類があり、その1つに「センサーによる見守り」があります。

センサーによる見守りは、高齢者の生活を邪魔せず、日常に溶け込むことができるというメリットがあります。

目立たない存在ではありますが、感知技術の向上やネットとの融合などで、常に進化を続ける福祉機器です。
今回は、「高齢者の見守りセンサー」について、種類や選び方、おすすめ商品を解説していきたいと思います。

目次

高齢者向け見守りセンサーの種類

介護現場や高齢者世帯で、実際に活用されているセンサーの種類を紹介します。今回は実際の介護現場でも使用頻度が高いものを中心に紹介します。

なお、これから紹介するセンサー以外にも「重量センサー」「電力使用量センサー」「照度センサー」などたくさんのセンサーがありますが、使用される頻度が高くはないため、今回は割愛します。

人感センサー

人感センサー

人感センサーには、動きの検知体温の検知の2種類あります。

赤外線や超音波を使用し感知しています。

・動きを感知するセンサー
通常の生活活動の動きを感知します。
ゆっくり過ぎる動きには感知しない場合がある。

・体温を感知するセンサー
表面温度34℃以上の動くものを感知します。※体表温度34℃以下の場合、感知しない場合アリ。体の表面温度が34℃以下の高齢者は実際にいます。

【実際の使用例】

  • 家の中のどこにいるか把握するため、全居室に設置
  • 毎日、買い物に出かけているため、玄関に設置して見守る
  • あまり外出しない為、生活動線上の寝室の出入口とトイレの出入口に設置

【おすすめしたい人】

  • 通常の生活の動きを把握したい人。
  • 生活動作をしっかり行っている人。

・動きの活発な高齢者は、センサーが反応しすぎるため不向きです。
・センサーに反応があると、大量の通知がくるため、煩わしくなります。
・柱や壁、タンスなど障害があると使用できない。

開閉センサー

ドアの開閉センサー

開閉動作が伴う場所に設置して使用します。

  • トイレのドアや窓
  • 冷蔵庫や食器棚の扉
  • タンスや押し入れの扉や引き出し

電源に直接つなげて使用するものと、乾電池で使用するものがある。
ドアであれば設置可能なため、自由度が高い。

【実際の使用例】

  • きちんと自炊しているか確認するため、冷蔵庫のドアに設置した。
  • 排泄のタイミングや回数を知るため、トイレの扉に設置した。
  • 外出の有無を知るため、玄関ドアに設置した。

【おすすめしたい人】

  • 生活動作をしっかり行っている人。

通電センサー

ポットの通電センサーで安否確認

・タッチセンサー
ドアノブやリモコン、家電のスイッチ表面などに設置する。

・家電スイッチのON、OFFセンサー
ポットや照明、リモコン類に設置してある。(家電一体型として販売されているものが多い)

【実際の使用例】

  • ポットに設置して、毎日お湯を沸かしているか?日々の安否を確認
  • リビングやトイレのスイッチに設置して、毎日安否確認
  • テレビをよく見る人は、テレビのリモコンに設置

【おすすめしたい人】

  • 特定動作を必ずする人
  • 毎日の生活習慣がはっきりしている人

・生活動作が少ない人には不向きです。
・特定の生活習慣がない人には不向きです。

室温センサー(アラーム含む)

夏場の熱中症を防止するため、室温が一定気温になると感知する。
暑さを感じにくい高齢者のために注目されている新しいセンサー。

【実際の使用例】

  • 特に夏場、エアコンを付ける習慣のない高齢者の部屋に設置した。

【おすすめしたい人】

  • 高齢者全般

感知しても、エアコンのON・OFFや温度調整機能が付いていないものが多い。

高齢者向け見守りセンサーの選び方

見守りセンサーを選ぶ前に知っておきたいこと

月額課金製品が大半

見守りセンサーは購入するときに代金支払っておわり・・・。ではありません。基本的には、月額課金制なので注意が必要です。

ネット環境が必要、無ければWiFi内臓型の製品を

センサーのお知らせ(通知)を受け取るためには、高齢者宅にネット環境が必要です。

ネット環境が無い場合、「センサー+通信機器のセット」を購入またはレンタルをする必要があります。

最近の商品は、製品自体にWiFiが搭載されているモデルが多いです。高齢者宅にネット環境不要で使用できますが、WiFi通信の月額料金がかかります。

見守りセンサーの多機能化→ネットに詳しくないと選ぶのが難しい

見守りセンサーは多機能化が進み、wifi接続などネット連動が標準になってきています。

つまり、見守る側にはスマホやネット、Wi-Fiなどを使いこなすスキルが求められています。
ネット環境に不慣れな人には、商品選び難しくなっているとも言えます。

見守りセンサーの選び方手順

センサーの商品情報を集める

・ネット検索や雑誌などで情報を集める
機能や使い勝手はもちろん調査必要ですが、「料金」も意識した方が良いです。
というのも、機能はほとんど同じなのに、料金が全然違うといったこともあるので、損しないようにしましょう。

・地域の「在宅支援センター」に相談する
よくわからない場合、「在宅支援センター」に相談するのもアリです。

高齢者を見守ってきたケアマネージャーがいる為、要望をくみ取り、提案してくれます。
行政の機関なので、無料で相談できます。

自分で設置するかどうか

自分で設置する場合、手間はかかりますが費用は掛かりません。費用面を重視するなら、設置が簡単な商品が良いでしょう。

自分でできない部分だけ専門業者に依頼して、自分でできることは自分で行う場合は、初期費用と専門業者に依頼する部分の費用(月額など)が必要になります。

すべて専門業者に依頼する場合は、初期費用と専門業者への月額支払いが必要になります。
面倒はありませんが、維持費用が高くなる傾向にあります。

【タイプ・種類別】見守りセンサーの紹介とおすすめ

ネット環境(Wi-Fi)が必要なライプ

Panasonic スマ@ホームシステム シニア見守り


価格:¥23,000前後

【特徴】
ホームセキュリティーなどの転用ではなく、高齢者見守りを軸に開発された商品です。
人感センサー、開閉センサー、温度センサーなどセンサー類が豊富です。
専用アプリをスマートフォンにダウンロードして使用します。

【おすすめ理由】
高齢者見守りだけではなく、防犯やスマート家電として幅広く使用できる。

公式サイト

元気です 高齢者見守り装置

価格:¥12,000前後

【特徴】
有線LAN、無線LANどちらでも接続が可能で、設置が簡単です。
人感センサーで、安否確認、緊急メール、睡眠時間を3日分記録ができます。
Amazonレビューが多く、高評価であることから安否確認に必要な情報はしっかり得られるようです。

【おすすめ理由】
スマート家電ではないので設定が簡単で使いやすい。
専用アプリもないため、面倒がない。

詳細はコチラ

ネット環境(Wi-Fi)無しで使用できるタイプ

ネット環境がなくても使用できる製品は多くあります。むしろこちらが主流です。

機材はリースするタイプが多く、月々の使用料が発生します。
(機材の買い取りができる会社もあるが、買い取っても月々の使用料は発生する点に注意)

LASHIC

月々の使用料:¥2,000~¥3,000

【特徴】
センサーの種類が多く、必要なセンサーを選べます。
専用アプリをスマートフォンにダウンロードして使用します。
ネット回線がなくても、通信端末のレンタルで使用可能となります。

【おすすめ理由】
センサーの種類の多さ。高齢者の生活に合わせ、センサーを選べる自由度の高さ。

公式サイト

life watch

センサー機器の購入価格:¥17,600
月々の使用料:¥1,078(機器内蔵のネット使用料込み)

【特徴】
人感センサーと電力センサー(通電センサー)使用で安否確認を行います。
専用アプリをスマートフォンにダウンロードして使用します。

【おすすめ理由】
月々の使用料が安い。
人感センサーだけでなく、電力センサーを併用することで生活活動を知ることができる。

公式サイト

ヤマト運輸(電球での見守り)

月々の使用料:¥1,078

【特徴】
高齢者の部屋の照明を専用の電球(ハローライト)に交換します。
ハローライトにはWiFiが内蔵されており、電球の使用状況を知らせることで安否確認を行います。
照明が使用されず不安な時は、ヤマト運輸に依頼することで、高齢者の自宅に訪問してくれます。

【おすすめ理由】
訪問サービス込みで、月の使用料が¥1,078は非常に安い。

公式サイト

高齢者見守り「特化」のサービス提供会社

警備会社が高齢者見守りに特化したサービスプランを展開しています。

センサー類はもちろん、緊急通報、緊急時の駆けつけなど、様々なサービスを総合的に提供しています。

基本的には、各社専用のコンサルタントがニーズにあった見守りプランを提案してくれます。

手間や面倒がなく、総合的な見守りが可能です。大手2社(アルソック&セコム)を選ぶと失敗しません。

ALSOKみまもりサポート

ALSOKには「HOME ALSOK みまもりサポート」という見守りプランがあります。

高齢者見守りサービスにおいて、自治体採用数 No.1なのがALSOKです。(※ALSOK調べ 緊急通報サービス採用自治体数)

月額1,870円から利用できます。選択できるオプションが豊富で、ペンダント型非常通報装置は必ず設定すべきオプションです。

>>公式サイトはこちら

詳細記事→アルソックの高齢者見守りサービスの料金や評判を解説!

SECOM 親の見守りプラン

セコムにも親の見守りプランが存在します。セコムは業界最大手、個人・法人のオンラインセキュリティ契約件数は業界No.1の約254万件の信頼性があります。(※2023年9月30日時点)

見守りプランのなかにも、より細かくプランが存在するので一度確認なさってください。

>>公式サイトはこちら

詳細記事→セコムの高齢者見守り解説|ペンダント・カメラ・センサーの各料金は?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次