高齢者向け見守りペンダントを比較|アルソック・セコムetcで料金・サービス内容は?

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  • 離れて暮らす高齢の親が心配・・。
  • 体調の急変や家の中での万が一の事故に備えて何か対策をしたい・・。

対策の1つとして「高齢者向け見守りペンダント(=ペンダント型の緊急ボタン)」を持たせようかと検討中の方へ。

見守りペンダントの機能詳細や、使用にあたり注意すべきことなど解説していきたいと思います。

アルソック社やセコム社など、どの見守りペンダントが良いのか??検討中の人にも役立つ記事になっています。

目次

高齢者向け見守りペンダントとは?サービス概要

見守りペンダントは「ペンダント型の緊急ボタン」です。首掛けストラップのペンダント形状をしており、急な体調不良のときなどは、ペンダントのボタンを押します。

すると直ちにサービス提供会社のオペレーションセンターに緊急通報され、助けを求めることが可能です。

もし会話もできないような切迫した事態の場合は、即座に以下2つの対応がなされます。(会話可能な場合、高齢者の要望に応じて対処される。例えば「誰か来て欲しい」など)

  • 最寄りの緊急対処員による自宅駆けつけ
  • 救急車が必要な場合は、即座に119番通報してくれる

各社サービス内容に微妙な違いはあるものの、大手警備会社の場合は、おおむね上記のような緊急対応がなされます。

高齢者見守りペンダントの料金

見守りペンダントは、警備会社の見守りサービスの1つの機能として導入されます。

では、どの警備会社が高齢者向けのペンダントを提供しているのか?

業界大手2社と準大手4社では、いずれも高齢者向け非常用ペンダントを利用できるプランがあります。利用料金を比較してみましょう。

【各社「機器レンタルプラン」の料金比較】

スクロールできます
比較項目セコムアルソックCSP
セントラル警備保障
全日警関電SOS東急セキュリティ
形状
プラン名称親の見守りプランみまもりサポート見守りハピネスHAPPY GUARD救急通報サービスレスQ
月額料金5,060円3,036円(2,838+198円)※13,080円~3,993円6270円(5940+330円)※22178円
初期費用68,400円13,365円053,000円05500円
駆け付け料金無料無料無料無料無料5500円/1回
駆けつけ拠点数2600ヶ所2400ヶ所175ヶ所+提携会社拠点234ヶ所106ヶ所22ヶ所
公式サイトコチラコチラコチラコチラコチラコチラ
料金は調査時点(2024/3)のもの

※1・※2:高齢者向けプランの「有料オプション」としてペンダントが付属

各社、ペンダント通報装置やサービス内容に関して明確な違いはありません。いずれも「体調の急変」や「緊急」の際に、ペンダントのボタンを押すことで緊急対処員が自宅に駆けつけます。

アルソックや関電SOSでは、見守りペンダントが高齢者向けプランの「有料オプション」として設定されています。

それぞれ、アルソック:月額+198円・関電SOS:月額+330円でオプション設定可能です。


価格面では、東急セキュリティの「レスQ」というプランが最も安価にサービス提供をしています。

無駄な機器が一切付帯せず、非常用ペンダントのみなので月額利用料が安く設定されています。

ただし、「1回ごとの駆け付け料金が発生すること」「エリアの制限アリ」などは留意すべきことです。

東急セキュリティ対応エリア:
【東京都】渋谷区・世田谷区・目黒区・品川区・大田区・港区・狛江市・町田市
【神奈川県】横浜市(青葉区・港北区・都筑区・緑区・神奈川区・西区・中区) 川崎市(宮前区・高津区・中原区・多摩区・麻生区)大和市 ※エリア内であっても一部対応できない地域あり。

東急セキュリティを除き、大手のアルソック社が安価にサービス提供できる理由は「規模の利益が働く(=契約者が多いから安い)」からです。

事務所の固定費などは、契約者数が多いほど1契約当たりの費用が薄まる為、比較的リーズナブルに提供できるのです。

なお同じく大手のセコム社の利用料が高い理由は、ホームセキュリティプラン(防犯特化)と同じシステムを高齢者向けプランに流用しているからです。機器が大がかりとなり、初期の工事費用も比較的高めの傾向です。

見守りペンダントの選び方(警備会社の選定方法)

【結論】:セコム社 or アルソック社が良い →【理由】:駆けつけの迅速さ

見守りペンダントを利用する目的は「緊急時に迅速に駆けつけ、即座に救助をして欲しいから」だと思います。

であれば、駆けつけが早い警備会社を選ぶべきです。

1つの目安となるのが、緊急対処員の待機所の拠点数です。当然、拠点数が多いほど駆けつける距離が短くなるため、駆けつけスピードは速いです。拠点数で、セコム社とアルソック社はそれぞれ2600ヶ所、2400ヶ所と他社を圧倒しています。

たまに見かける巡回車からの駆けつけも可能です。最寄りの緊急対処員が駆けつけるので、当然駆けつけまでのスピードは早くなります。

よって、見守りペンダントは大手2社のいずれかを選ぶべき。という結論に至ります。

セコムの見守りペンダント(マイドクター)

セコムの高齢者見守りペンダントは「マイドクター」と呼ばれています。

両脇にボタンが配置されていて、軽く握るだけで自動的にセコムに緊急通報できます。24時間365日いつでも緊急対処員が駆けつけると共に、必要に応じ同時に119番通報します。

浴室での事故も想定し、お風呂でも使用できる「簡易防水」設計です(ただし、湯船にはつけられません)

アルソックの見守りペンダント

アルソックの見守りペンダントは、特別な呼び名は存在しません。

アルソックでは、シンプルなボタンタイプのペンダント型通報装置を採用しています。同じく、ボタンを押すだけでアルソックに緊急通報でき、駆けつけと119番通報をしてくれます。

セコムと同じく生活防水仕様なので、浴室で使用することも可能です(同じく、湯船にはつけられません)

セコムとアルソックの見守りペンダントを比較

セコム・アルソック見守りペンダント比較
  • アルソック:ボタンを押すタイプ
  • セコム:握ってボタンを押すタイプ

上記のボタンの押し方以外では、両者に機能に違いはありません。どちらも、非常時にすぐにボタンを押せる設計になっており、生活防水仕様という点も共通しています。

セコムのペンダントは、底の部分が平らで自立します。その分やや厚みのある立体的な構造になっています。

一方、アルソックはセコムよりも薄いですが、縦サイズはセコムのペンダントよりも少し大きめです。

重さはどちらも70g前後と軽量なので、首掛けしても違和感を感じることは無いでしょう。

見守りペンダントの注意点

見守りペンダントは緊急時に大いに役立つサービスです。しかし、使用にあたり注意点もあるので以下で紹介したいと思います。

ペンダント単独では契約はできない

どの警備会社も「見守りペンダント単独での契約」はできません。(※東急セキュリティ社のみ単独契約プラン有り)

ホームセキュリティプランや、高齢者向け見守りプランの契約が必須で「標準付帯機能として」or「有料オプション機能」として見守りペンダントが存在するのです。

例えば、自宅警備大手2社での見守りペンダントの位置づけは

  • セコム→「セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)」に標準付帯
  • アルソック→「HOME ALSOK みまもりサポート」の有料オプション機能

いずれも、セキュリティプランに加入し、月額料金を支払い続ける必要があります。

外出先では使用できない

外出先では使用できません(自宅のWiFiが届かない範囲では使用できない)もし、外出先で必要なら別サービスを別途契約する必要があります。例えば

  • 【アルソック】まもるっく 月額:1,870円
  • 【セコム】セコムみまもりホン2 月額:2,750円
  • 【セコム】マイドクターウォッチ 月額料金に+990円

本当に外出先での緊急通報機能が必要か?という点は、よく考える必要があります。

基本的には外出先には人がいるため、だれにも気づかれずに倒れたままになる可能性は低いでしょう。

外出先での緊急通報よりも、まずは自宅内で一人でいる際の「体調の急変」や「事故」などに備えることを優先すべき、と私は考えています。

セコムとアルソックはどちらを選ぶべき?

【結論】どちらでもよい(目的と重視する内容次第)

両社とも、見守りペンダントの機能やサービスに明確な違いはありません。ですので、基本的にはどちらを選んでもOK。

しいて言うなれば、以下の通り選ぶと良いかと思います。

  • セコムブランドにこだわりたい → セコム
  • コスパ重視 → アルソック

まず、セコムはホームセキュリティ分野で業界最大手で、すでにブランド価値が確立されています。セコムを導入することにコダワリがあるのであれば、セコムを選びましょう。

セコムは親の見守りプランにも簡易的な防犯機能が付きます。ただし窓1つだけに設置する防犯センサーなので、あくまで簡易的です。

価格・コスパ重視なら、アルソックの方を選んだほうが良いです。

スクロールできます
セコムアルソック
プラン名称親の見守りプランみまもりサポート
月額料金5,060円3,036円(2,838+198円)※1
初期費用68,400円13,365円

※1:高齢者向けプランの「有料オプション」としてペンダントが付属

上記表の通り、セコムの月額5,060円に対し、アルソックは月額3,036円とコスパが良いです。

アルソックは、基本プランに余計なオプションが付いていないので、総じて低価格となります。必要に応じ「空間センサー」などオプションで付けることが可能です。

なお、両社の高齢者向けプランの細かい違いについては以下記事で詳細に比較しています。

参考:【アルソックvsセコム】高齢者見守りサービス比較

【Q&A】高齢者向けの見守りペンダント

緊急ボタン押す→駆け付け料金は掛かる?

オンラインセキュリティプラン(通常のホームセキュリティ契約のこと)であれば料金は掛からない。念のため、各警備会社で詳細を確認するようにしましょう。紹介した大手2社(アルソック社とセコム社)と東急セキュリティを除く準大手3社(CSP、全日警、関電SOS)では駆けつけ費用は掛かりません。

見守りペンダントだけ単独で欲しいんだけど?

できません。各社ホームセキュリティプランや高齢者向けプランを契約する必要があります。(※東急セキュリティの「レスQ」を除く→首都圏限定、東急沿線のみ対応)

セコムとアルソックどっちが良い?

どちらを選んでもサービス内容に明確な差はありません。ブランドを重視するか、コスパを重視するか?といった所です。

高齢者宅にネット環境が無くても契約できる?

契約可能です。セキュリティ機器自体にWiFi機能が内蔵されているので、自前でネット回線やWiFi環境を整える必要はありません。

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