自宅に、警備会社のホームセキュリティを導入しようか迷っている・・・!
そんな人向けに、ホームセキュリティの基礎知識を以下にまとめてみました。
ホームセキュリティはいったい何をしてくれるのか?仕組みや種類、設置機器などの基礎的知識を解説しています。
ホームセキュリティの仕組み
自宅の異常を自動で検知し、即対応してくれるのがホームセキュリティです。
ホームセキュリティを利用する際の仕組み、連絡の流れ、警備会社の対応は、大まかに以下3つです。
- 異常の検知
- 本人へ通知、またはセキュリティ会社が対応
- 状況に応じて通報や現場急行
自宅で異常を検知!
自宅内の異常を自動で検知してくれます。
玄関に空き巣がいたり、キッチンでガス漏れが見つかった際、自動検知します。あなたが家にいなくても勝手に警備してくれる&対応してくれるので、安心ですね!
セキュリティ会社が即時対応
異常が検知されたのち、セキュリティ会社が対応してくれます。
- 緊急連絡先への連絡
- 写真の自動撮影
- 通報
- 警備員の派遣
など、あなたが寝ているときや、外出しているときに行ってくれます。
ただし、後述する「セルフタイプ」の場合は、本人へ通知がくるのみで、セキュリティ会社が自動で対応してくれることは多くありません。
状況に応じて通報や警備員等の派遣
異常を検知した際の状況に応じて、110通報や警備員の派遣などの対応をしてくれます。
自分で判断するよりプロの判断のほうが迅速で正確なので、安心ですよね。
特に空き巣や強盗などの被害が発生した場合に、自分ではなく鍛錬されたプロの警備員が対応してくれるのはすごくありがたいですよね!
ホームセキュリティは何をしてくれる?
空き巣等から家を守ってくれるイメージがありますが、実はそれだけではありません。
- 防犯
- 火災やガス漏れ検知
- 万が一の際の被害補償
主にこの3つについて解説していきます。
防犯の働き
空き巣や強盗等の対策をしてくれます。侵入された際の大音量の警報や警備会社への自動通報、それによる警備員の駆けつけなどで自宅を守ります。
被害が発生したときに限らず、
- 防犯カメラの存在
- ホームセキュリティが施されているという事実
などだけでも犯罪を抑止し、未然に防ぐことに繋がるので、とても効果的なんです!
火災等の予防にも役立つ!
ガス漏れの検知や不在時の火災対処も行ってくれます。
火災報知機にはできない、火災の早期対処も警備員がかけつけ、対処してくれます。
- 旅行中
- 重要な会議中
- 映画鑑賞中
など、どうしても家にいけない場合にとっても役に立ちますよね!
被害の補償も
自宅にホームセキュリティを導入していても、100%確実に被害を防げるわけではありません。万が一、被害にあってしまった場合は、見舞金や保険金が支払われることもあります。
契約されるセキュリティサービスによって変わるので、契約される際は必ず確認をしましょう。防犯に絶対はありませんからね!
ホームセキュリティの種類
ホームセキュリティには
- オンラインセキュリティタイプ
- セルフタイプ
この2種類があります。
オンラインセキュリティは異常を検知すると、警備会社等が即時対応をしてくれます。
セルフタイプは異常を検知すると自身のスマートフォンに通知され、ご自身で対処、または警備会社へ対応要請等ができます。
オンラインセキュリティタイプ
メリット
メリットは主に2つです。
- セキュリティ会社の防犯による安心感
- いつでも迅速に対応してくれる
防犯で重要なのは「平時の安心感」と「緊急事態への対処スピード」ですよね!
セキュリティのプロによる安心感
空き巣等を検知しても、自分ではなくプロのガードマンが対応してくれるため、安心感は一番です。
長期旅行などどうしても自宅に戻れない時などに大活躍しますね!
明確に空き巣の犯行が検知された場合ではなく、異変が起きた場合でも駆けつけてくれるため、防犯を完全にお任せできます。
24時間いつでも迅速に対応
火災や強盗などの異常を検知したのが深夜や早朝であっても、時間に関係なくすぐに適切な対処をしてくれます。
火災などは早期の対応が重要ですから、自分が寝ている時や不在時はオンラインセキュリティのおかげで被害が最小限に抑えられる可能性が高いでしょう。
デメリット
費用の高さが最大のデメリットです。セルフタイプと比較すると、どうしても高額になってしまいます。
24時間対応やガードマンが即時対応してくれるサービスなので、どうしても費用が高額になるのは仕方がありません。
参考記事:ホームセキュリティ導入費用
実査に被害にあったことがないほとんどのご家庭では、高額な支払いするほど防犯の必要性を感じられない。といった意見が多数あります。
しかし、その油断・甘えが怖いところです…!
セルフタイプ
メリット
自分で設置できて、異常検知後も基本的に自身での対応が求められるセルフタイプの「メリット」「デメリット」を解説します。
メリットは以下2つを解説します。
- 費用が安い
- 気軽に始められる
費用が安い
セキュリティ会社による24時間対応等もないため、費用がお得です。
「防犯したいけど、そこまでお金をかけるわけにもいかないんだよな」って方にぴったりです。
セルフタイプの中でも費用はピンキリなので、必ずサービス内容と金額を確認するようにしましょう!
気軽に始められる
防犯や子ども・高齢者の見守りなど、その日から始められることがあります。
室内カメラのセッティング等もそこまで難しくないため、防犯意識が高まってきた方にはおすすめできます!
デメリット
一方でセルフタイプのデメリットも確認しておきましょう!
通知に気が付かないと手遅れになる可能性アリ
セルフタイプはガードマンの要請や通報等を、自身で行なわなければいけないため初動が遅れます。
- 入浴中
- 外出中で多忙
- 長期不在時
- 睡眠時
などは対応が遅れてしまうため、空き巣などの被害が大きくなってしまう可能性があります。
ホームセキュリティで使用される機器
ここからはホームセキュリティで使用される機器について解説していきます。
使用される機器やアイテムは主に3つに分類できます。
- センサータイプ
- カメラタイプ
- その他
センサータイプ
不審者の侵入や不自然な動きなどを感知してくれます。
- アクティブセンサー
- パッシブセンサー
- マグネットセンサー
- ガラス破壊センサー
これらは、使用用途によって使うべきセンサーも変わってきます。
とはいえ、警備会社のホームセキュリティの場合、専門のコンサルタントが設置プランを作成してくれるので、心配には及びません。
カメラタイプ
防犯カメラがホームセキュリティでは一番イメージしやすいですよね。
出入口や駐車場、庭などに防犯カメラを設置しておけば誰が・いつ・そこにいたのかが判明します。これは侵入する側に対しての警告・抑止力にもなるため、住居侵入を未然に防ぐ効果もあります。
子どもや高齢者の見守り用の室内カメラだとスマートフォンを使って、お話ができる機能などもあります。
その他防犯アイテム
カメラやセンサー以外にも様々な防犯アイテムがあり、ホームセキュリティをより強固にしてくれます。
- 防犯砂利
- 補助錠
- 防犯ガラス
ホームセキュリティの需要
ホームセキュリティの需要は増加しています。
一昔前は、大豪邸を持つお金持ちだけが考える事!のような認識でしたが、実は一般家庭でもホームセキュリティを導入するところが増えてきているんです。
治安悪化による防犯意識の高まり
日本は治安が良いですが、空き巣被害は決してゼロにはなりません。市民の防犯意識は依然として高い水準にあります。
令和3年では、一日あたり約47件も侵入窃盗の被害が発生していることが警視庁の発表でわかります。
参考:住まいる防犯110番
高齢者や子どもの見守りにも
少子高齢化社会や共働き世帯が増えたことで、自宅で子どもや高齢者の見守りが必要になってきた家庭の増加も大きな要因です。
両親が家にいない間に子どもを一人きりにしたり、フラッとでかけてしまう様な祖父母を一人にするのはとても不安。とはいえ家政婦さんや老人ホームは費用が高すぎる…と考える人が増えてきているようです。
警備会社のホームセキュリティには、高齢者や子供の見守りに特化したサービスもあるので検討してみるのも良いでしょう。
★>>高齢者見守りサービスの比較
ホームセキュリティ導入は、以下のような手順で進行します。
コメント