自宅にホームセキュリティを導入しようと思っているけど、費用はどれくらいかかるのか・・・?ホームセキュリティといえば、富裕層が利用するサービスで、一般家庭では躊躇するような月額料金が必要なのか??
いいえ、今では、ごく普通の一般の住宅でもホームセキュリティは利用されており、想像するよりも価格は高額ではありません。
例えば業界大手のSECOM社で戸建て住宅に導入する場合、
- レンタルプランであれば、月額 7,920円(初期費用:83,800円)
- 買取プランであれば、月額 5,060円(初期費用:約13,270円)
(※料金は一例であり、設置機器の個数・建物構造・設置状況によって、料金は異なります)
レンタルプランの方が人気が高く、セコムの場合は月額7920円です。
確かに、激安ではありませんが、この金額で「安心が買える」のであって、決して高すぎるわけではないでしょう。
ホームセキュリティの初期費用と月々のランニングコスト解説
ホームセキュリティ導入には以下の2種類の費用が発生します。
- 初期費用
- 月額費用
契約する警備会社や各プランによって内容や費用は変動しますが、それぞれ一般的にはどういった具合なのかを解説します。
初期費用
初期費用は、主に以下3種類です。
- 工事費
- 防犯機器購入費(買取型の導入時のみ)
- 保証金
家に設置する防犯機器の費用は、「レンタル」か「買取」かで変動します。レンタルの場合は、防犯機器の購入が不要な為、初期費用が安価になる傾向があります。
月額費用
月額費用には、主に以下2種類です。
- サービス費用
- 防犯機器レンタル費(レンタル型の導入時のみ)
月額のサービス費用が必ず支払いが必要です。レンタルプランの場合、毎月レンタル費用が発生します。レンタルプランは初期費用が抑えられる分、買取タイプよりも月額費用が高額になります。
初期費用を0にするプランも
警備会社によっては、工事費などの初期費用を月額料金に上乗せ可能なプランが存在します。初期費用完全0円から始められるプランも存在するので、検討してみるのも良いでしょう。
「戸建て住宅」へのホームセキュリティ導入費用と月々のコスト
戸建て住宅にホームセキュリティを導入した際に、実際どのぐらいの費用になるのかを解説していきます。
戸建てにホームセキュリティを導入した際の費用
戸建てのホームセキュリティの導入費用の目安は以下の通りです。
プラン | 初期費用 | 月額費費用 |
---|---|---|
レンタル | 50,000~90,000円(税込) | 5,000~10,000円(税込) |
買取 | 200,000~500,000円(税込) | 3,000~6,000円(税込) |
戸建てとマンションでは以下のような違いがあります。
- 窓数
- 部屋数
- 庭
- 裏口
戸建て住宅は設備が多く面積も広いため、設置する防犯機器の数が増えます。よって、マンションより費用が高くなりやすいです。
大手警備会社の費用例
大手警備会社「セコム」と「アルソック」の導入費用を具体的に見てみましょう。各社、「レンタル」と「買取」の2パターンで説明します。
セコムもアルソックも、昨今の情勢を鑑み、月額利用料が値上がりしています。
セコム
セコムの戸建てプラン費用は以下の通りです。
プラン | 初期費用 | 月額費費用 |
---|---|---|
レンタル | 83,800円(税込) | 7,920円(税込) |
買取 | 413,270円(税込) | 5,060円(税込) |
アルソック
アルソックの戸建てプラン費用は以下の通りです。
プラン | 初期費用 | 月額費費用 |
---|---|---|
レンタル | 52,800円(税込) | 8,470円(税込) |
買取 | 312,290円(税込) | 4,070円(税込) |
★>>アルソック セコム 比較
「マンションの一室」へのホームセキュリティ導入費用と月々のコスト
続いて、マンションの1部屋に導入する際の費用について解説します。
マンションにホームセキュリティを導入した際の費用
マンションへのホームセキュリティの導入費用は一般的に以下の通りです。
プラン | 初期費用 | 月額費費用 |
---|---|---|
レンタル | 30,000~70,000円(税込) | 4,000~6,000円(税込) |
買取 | 120,000~250,000円(税込) | 3,000~5,000円(税込) |
マンションは戸建て住宅より窓の数などが少ないため、設置する防犯機器も少ないです。また、工事する範囲も狭くなるため、戸建てに比べて導入費用は低額になります。
大手警備会社の費用例
次に大手警備会社を例に具体的なマンションへの導入費用を紹介します。
各社共により細かいプラン等があるため、必ず公式HPでの確認をお願いいたします。「レンタル」と「買取」の2パターンで説明します。
セコム
プラン | 初期費用 | 月額費費用 |
---|---|---|
レンタル | 67,300円(税込) | 4,950円(税込) |
買取 | 173,910円(税込) | 3,410円(税込) |
アルソック
プラン | 初期費用 | 月額費費用 |
---|---|---|
レンタル | 38,819円(税込) | 6,072円(税込) |
買取 | 200,189円(税込) | 3,300円(税込) |
広さや間取りによって月額費用や初期費用は違う?
ホームセキュリティ導入費用は、各住宅の広さや間取りによって変動します。
例えば「2LDKのマンションの一室」と「ウン億円の大邸宅」では、用いる機器の数や内容が大きく異なりますよね。基本的には床面積が広いほど、掛かる費用も高額になります。
料金は警備の範囲と防犯システムの数で決まる
ホームセキュリティの費用は主に「工事費」と「防犯機器費用」の2つです。
工事費は工事の範囲が「広い」か「狭い」かで変動します。防犯機器費用も設置する防犯カメラ等の数が「多い」か「少ない」かで変動します。
もし、より広い住宅に引っ越しをする場合は、以前よりホームセキュリティの費用は高くなる可能性が高いといえます。
警備内容によっても料金は変動する
ホームセキュリティは、設計プランによってセキュリティの強弱が変わり、費用も変動します。
- 住宅全体の防犯対策
- 玄関のみの重点防犯警備
- 防犯カメラのみの設置
などなど、個人の要望に応じたプランを設計してくれる警備会社が多いです。各会社の警備プランなども事前に確認しておくのが良いでしょう。
機器のレンタルor買取はどちらにすべきか
前述した通り、防犯機器を「レンタルする」か「買い取る」かで費用が大幅に変動します。
ここでは、レンタルor買い取りのどちらにすべきか?その判断方法を解説します。
長期利用なら買取
長期利用する!と、はじめから決めている場合は、買取にしたほうがお得になります。
初期費用はどうしても高額になってしまいますが、月額費用等はレンタルよりもリーズナブルであるため、長い期間利用する場合は、買取がおすすめです。
引っ越したばかりで当分は引っ越ししない場合や、持ち家の場合などは買取にしてみてもいいかもしれませんね。
迷ってる人にはレンタル
引っ越す予定があるわけじゃないけど、導入前にどちらにしようか悩んでいるという方にはレンタルがよいです。
高額な初期費用が発生せず、手軽にスタートできるのがポイントです。
迷っている人には、買取はおすすめしません。レンタルプランを選択しましょう。
機器が故障した際の違い
信頼度の高い大手警備会社の機器であっても、機器が故障する可能性はゼロではありません。
防犯機器が故障した際の対応は、買取でもレンタルでも違いはほとんどありません。
大手警備会社の場合、無償ですぐに防犯機器を交換してくれます。
警備会社側も防犯機器の故障には常に注意を払っているため、定期的な機器の交換やシステムソフトウェアのアップデートなどを行ってくれます。
無名の警備会社は危ない?
警備会社といえば「アルソック」や「セコム」が思い浮かびます。しかし、世の中には他にも多くの警備会社が存在します。無名でも信頼性の高い会社もあるでしょう。
そこで、無名の警備会社を選ぶ。という選択が正しいのか?解説していきます。
警備会社のネームバリューは被害防止の重要な要素
結論から述べると、大手警備会社の方が安全です。
なぜなら、警備会社自体のネームバリューが犯罪抑止力として働くからです。
窃盗する側からすれば、無名の警備会社よりも大手警備会社がガッチリ警備しているのを嫌がります。
- セキュリティシステムの検知精度
- 確実な警備体制
- ガードマンや通報・駆け付けのスピード
とにかく質が高く、常に警戒に当たっています。
そのため、大手警備会社のセキュリティを導入しているぞ!と犯人側に伝えたほうが、犯罪の防止に繋がりやすいのです。
安心の大手がおすすめ
無名の警備会社であっても、設置する防犯機器やサービス内容はしっかりしている会社もあります。
しかし無名会社のセキュリティは果たして「本当に狙われにくくなるか?」といいう視点を持つことは非常に重要です。できれば大手警備会社の導入をおすすめします。
大手警備会社であれば各地域に事業所を構えているため、一度相談にいってみてはいかがでしょうか。
大手警備会社を比較した記事もあるので、参考になさってください。
コメント